少年が"男"に変容していく性徴の複雑さの描き方が凄まじい。自然と獲得していくのではなく、大人や周囲の男たちとの関わりから女性への欲求を獲得させられていく過程、"男"という醜く不気味な生き物が仕上がっ…
>>続きを読むダニエルくん、南部のナンパ軍団に混ざってる時はかろうじて小さい高校生に見えるのに、おばあちゃん家にいるときは小学生にしか見えないの不思議
昭和の時代に思春期を過ごした男の人ならもっと楽しめたんじゃな…
「ママと娼婦」よりこっちが好みかな。トリュフォーの「大人は判ってくれない」感もあるし、なんというか思春期のいいしれぬ苛立ちや焦り、よく分からぬ敗北感、甘酸っぱさみたいなのの贅沢詰め合わせパック、みた…
>>続きを読む主人公がジャン=ピエール・レオにそっくり。女の子みたいに可愛い顔に老人のような諦観の眼差し。
想像していたより悲しい映画だった。
姉妹をナンパするシーンが男子も女子も野生動物すぎ。姉妹じゃなくて女友…
天国は小さき者のためにある
聖体拝受は口に含むこと、豆鉄砲を構える、三人乗りの自転車、草原は必然的に現れる、2人が並びながら何を話したかは明かされない、海がそこにある予感、予感は成就しない、ダンスを…
フランスの田舎町の甘美なノスタルジーに呑まれる。
燻んだ街並みをバックにパステルピンクのタイトルロゴが印象的
思春期に入りたての男の子の内面が、潔くストレートに言語化されている。
年上の友達やませ…
© Les Films du Losange