生まれつきではない、幼い頃から培われたサイコパス感とそれと抗う普通の人生への欲望。
そしてニュースを知った途端に、完全にこれからの人生にフッ切れたのがラストの鼻歌。
って思えば悲しいけれど非常に怖くもある物語だ。
根底にある社会問題。
だけど焦点は市子に当てているのが映画的に好ましいと感じた。
んで主演の方。
観終わってすぐに検索してみただよ。
全然イメージが違う!
さすが俳優さん!
泣くシーンは色々あるけどどれも迫真。
さすが俳優さん!
ただし僕にしてみれば少々あざとらしい演出やセリフ、子役のちょっと違う感が散見されたのが残念。
僕的にはね。
最初の大きな波のシーンは、これから起きるであろうドラマを想像させられ、終盤の波は市子の心象を表しているようでそれだけでドキドキしちゃった。
それとチェロの音って凄いね。
これを使いこなす監督さんもさすがっす!