アモット

私、オルガ・ヘプナロヴァーのアモットのレビュー・感想・評価

3.5
恐ろしいくらい客観的に映すから彼女の内側に入り込むのが難しい。
でもそれで正解なのかも。

ひと言で言えばアタオカ女の凶行。
寄り添うべきものは無い。
あえて断罪するなら家族か。

精神を病んでいてもそれを治したい意志が無ければ社会から除外されるしかない。
申し訳ないが身につまされる事例が周りを含めてないからかなり冷たい考えになってしまうが、それが共同体である社会だと思う。

刑の執行前に暴れる姿を見て自分の中で答えが出てしまった。


それと、70年代の話だけど、特にモノクロにする意味は?
雰囲気だけ?

東欧のイメージと相まって実に暗くジメッた作品。
アモット

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