ねこねここねこ

ある閉ざされた雪の山荘でのねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読(後で読もう)

まず冒頭から😵‍💫?
みんなアイマスクしてるから貸切バスかと思いきや普通の路線バス。バス停で降りてから「もうこれ(アイマスク)取っていいんだよな?」って、どうやってバス降りたの❓っていうかアイマスクの意味ある?ただのアイマスクした不気味な集団。

そして閉ざされてもなく雪❄️も全く降ってない綺麗な貸別荘。
そこで待ってる久我(重岡大毅)
ん?別ルートで来たの?

所々挿入される見取り図のようなカットは面白い見せ方。

それにしても本当の殺人が起きてるかもしれない、次は自分が狙われるかもしれないという状況で、芝居をやりたいからという理由で、雪に閉ざされてもいない、📱も通じる貸別荘から逃げない選択をし続けるものだろうか?
その辺の気持ちが理解できなくて共感しにくい。

そしてその殺人の目的は復讐。雅美(森川葵)の代わりに本多(間宮祥太朗)がそれを実行。雅美の障害のきっかけを作ったいけすかない底意地悪そうな温子(堀田真由)を手始めに由梨江(西野七瀬)や雨宮(戸塚純貴)を次々と殺害。

オーディションの期限の4日目の朝まで残ったのは久我と本多と貴子(中條あやみ)と田所(岡山天音)。
そこからの久我の謎解き。

でも、そもそも本多と雅美は恋人なの?雅美のために殺人までする仲なのかもこの映画だけだとよくわからないし、たとえ恋人だとしてもそんなことを恋人に頼んで殺人犯にするかな?

そしてそれだけ憎んだ相手とまた仲良く芝居なんか出来るの?
そもそも雅美はオーディション落ちてたのに芝居に主役級で出てるんだが?
あれ?これ、全体が芝居ってこと?って思ったら、本多が久我にお礼なんて言ってるから混乱。
作:久我和幸っていつのまにそうなってるのー?って益々謎。

なんていうか玄関に散らばってた靴👟が次のシーンでは整然と並んでてそれを久我がじっと見てるから何かの伏線かと思いきや何でもないし、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」が置いてあって、なんて安易な伏線だよとげんなりしたり、全体的に雑さが目立つ。
久我の謎解きも完璧すぎて、いや素人なのにそこまでわかんないでしょとツッコミたくなる。
そしてこれってオーディションなの?それともたんなる復讐の舞台に雅美と本多が貸別荘借りただけ?

それにしても劇団内での熾烈な争いやバチバチ感は苦手。温子みたいな女性や田所みたいな男性が近くにいたらゾッとするかな。

でも重岡大毅の演技は意外とうまいね。
岡山天音はもう顔が生理的に無理だし。演技がそこまですごいとも思えないけど、西野七瀬の棒読み感は酷かったな。浮きまくり。他の役者がまあまあだから余計目立つよ。どうやってこれに出たんだろ?事務所の力?
そして重岡大毅や岡山天音はWikiでの身長が中島あやみより高いのに、リアルには中條あやみの方が背が高いってどういうこと??

でも重岡大毅が好きだから★は3だよ😆