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遅ればせながら本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の劇場鑑賞初観は、昨年と同じく、韓国映画＋イ・ビョンホン。
『パラサイト』ほどの衝撃はなく、『非常宣言』ほどの前のめり感はなかったが、
韓国映画らしいスケールとストーリーで、それなりに満喫できたかな…
何と言ってもイ・ビョンホン。見るからに冴えないふうのキャラなのに、圧倒的存在感。
途中で遠藤憲一か原田泰造に見えてしまう?時もあったが、怪しいままカリスマ性を放ち続ける演技は圧巻だった。
それと対峙する庶民夫婦に、パク・ソジュンとパク・ボヨンのパクパクコンビ。
一歩間違えば、この絶望的なシチュエーションから浮いてしまうかもしれない美男美女カップルだったけど、いい意味でオーラを消して、生き残った大勢に溶け込み、でも一本芯の通った夫婦に成り切っていた。最後の台詞がグッときた。
鑑賞中、年明け早々の大地震が何度も頭をよぎり「こんな状況で呑気に映画を観てていいのだろうか…」とも思ったが、この映画の設定や展開から何か感じたり学んだりすることもあるよね…と自分に言い聞かせていた。もう本当に他人事じゃないから。
被災地の復興を心より祈るばかりです。
最後に。
鑑賞後に気づいたけど、アノ役の子、『はちどり』のウニちゃんなんだ!
いや～、大人になってますます存在感出てきたよね。これからが楽しみ。
