瑞鶴

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章の瑞鶴のレビュー・感想・評価

4.5
テレ東の特番を見て気になって映画館へ観に行った。

結論から言うと、「他に類を見ない説明しにくい面白さ。」

開始から途中まで何処となく思い当たるような共感性のあるストーリーで、まずまず面白いような気がする。
上手く説明出来ないが、今の令和の日本に割と漂ってそうな日常の深掘り。
サザエさんの日常とは明らかに違う、デフォルメされながらも高解像度な令和的日常。
ズルい言い方かもしれないけれど、共感する人にはするし、刺さる人には刺さるんじゃないかな。

途中、何だ?何が起きた!?ナンダッテー!?
初見では良く分からない部分が多いが、急激な変化でキャラクターへの見方が変わり激しく面白い。
そして、最後はキーパーソンになるキャラへの見方も変わり、伏線を残したままで気になる終わり方。

ん~?これはドラえもんの話が突然変異した感じなのか???
何なんだ?この話は?1回見ただけでは整理しきれないぞ。
この微妙に分かりにくいところも、後章ですっきりと解決する事なのかな?

原作は浅野いにおのコミックで、初のアニメ化との事。
脚本アニメ界で引っ張りだこの脚本家・吉田玲子さん。

あのちゃんは特別気にした事無かったけれど、本作でははまり役と言って良いくらいに声がキャラにハマっている。
瑞鶴

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