七色星団

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章の七色星団のレビュー・感想・評価

3.8
浅野いにお作品は全然読んだことなくて、どういう作家さんなのかも知らずに鑑賞。

あのノリ、凄い好きなヤツ。
楽しくて、でも徐々に日常が壊れていく感じ。

非日常的な状況の中で暮らす女子高生の日常を描いてるけど、その異常事態を日常として受け入れて、慣れきって生きてる感じは絵空事じゃなく今の日本に住む僕らの生活と、というより今の世界情勢ともリンクしてるし凄くリアルだなぁと。
その異常な日常がリアルに感じられるのは生物以外を徹底的にリアルに描き込んだ精緻な作画が下支えしてると思うんだけど、原作漫画もこんな凄いクオリティなのかな?

あの母艦に対してどれだけアプローチをしてるのかは本編だけでは不明だけど、攻めてきたとも友達になりに来たとも言えるイソベやん達に対して、一方的に力技で対抗してるところなんかも「あちゃー」って、目も当てられない感じが胸が痛くなると言いますかねぇ。

なんだか嫌な予感がする…
とオビ=ワン・ケノービのセリフが浮かんでは消え、暴走する門出とおんたんの顛末から「ははは、人がゴミのようだ」的なビジュアルからの由緒正しきクリフハンガー。

ああん、もう!

うぉー!漫画読みたい欲が時間を追ってマシマシやけど後編公開までは何とか我慢する、してみせる!
七色星団

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