優しすぎて温かすぎて、でも孤独すぎて辛すぎた。
主演アンドリュー・スコットの優しく弱々しい微笑み。彼を見つめ返すポール・メスカルの瞳。2人の顔から漏れて差すクラブの光。曖昧で余白の多い、不思議な物…
些細な違和感が丁寧に仕込まれている映像だなと思った。
自分の中に少なからず存在する『Queerness』(これは性的指向に関してだけでなく)をあたたかく包み込んでくれる人たちがそばにいることに改め…
突破なエンディングは面白かったが、もう少し明るい話が自分の好みである。部屋の中もずっと暗いのが印象に残った。
序盤に出てきた「クィア」をめぐる意見の違いが映画自体のスタンスを示していると思う。現代人…
映画を観た帰りにハンカチを買いに行ったら、その作家さん亡くなられてしまっていて。繊細な絵で画集とかも出てるので是非手にお取りください、と言われた。死の匂いを感じて手に取ったわけではなかったが、この映…
>>続きを読む今作を見て、まず思ったのは孤独や痛みは酷く人を苦しめるということ。大切な人を失った喪失感は埋められず、追い詰めていく。それは酷く辛く、時にどうしようもなくなることがある。
自分と同年代くらいの父親…
風間杜夫の映画は観ていないものの、原作は読んでいたのに、読んだのがだいぶ前なのでこういう展開だったっけ!?と新鮮に驚いた。
主人公のアダムの孤独が切々と伝わってきて、監督もこれくらい淋しいのかなあ…
幼い頃両親を亡くし
ロンドンのタワーマンションで孤独に暮らすアダムが、謎めいた青年ハリーの突然の訪問を受け...
マイノリティ故の孤独
死別した両親との邂逅体験
初めて出会えた大切な人との時間
…
ヨーロッパで宣伝見て「ほええ、見とこう!」と印象残っていた。ぱっと見的にアデル〜とか君の名前で〜的なお耽美と思ってたんや、、、
そして見始めてハッ!
この徹頭徹尾の危うさ、、、これはもうアレや、…
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