メザシのユージ

ゴールド・ボーイのメザシのユージのネタバレレビュー・内容・結末

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2024/03/20
(16本目)
昭島

沖縄県が舞台なっていて、生えてる植物、街並みとか、お墓参りの風習とか目新しいものが多くてそれだけでもフレッシュで良かった。編集もうまく、トントンと話が進むのも良かった。

中国の小説が原作のせいもあるのか、子供たちが死ぬ展開は、地上波のドラマとかでは無理だと思った。岡田将生が車の中で子供たちを刺すシーンはドキッとした。

岡田将生がサイコパスかと思いきや、主人公の少年も実はサイコパスって展開は途中で読めたがそれでも面白かった。

女の子がスマホを持ってないのは、最後に手紙を送る展開にするためね。クライマックスで岡田将生の部屋に行く前に、彼女が振り向いたのは殺される予感があったのか。氷に何か毒を仕込んでるとは思った。

葬儀のシーンで気を失った人が、妻の手を掴むのはおかしいという突っ込みに、咄嗟に妻が掴んだと切り返すとか上手かった。

岡田将生と主人公の少年のトンチ合戦が面白い。ただ、なぜ主人公の少年は父親と再婚相手を殺そうと思ったのか?二千万円もいらないと言ったのか?父親が自分に遺産を残してると知ったから?