全く観る気がない作品でしたが、東京から帰ってきた友人に新しく出来たTOHO CINEMASで何か観たいということで本作を鑑賞。
平安時代を扱った作品は初めてでどんな展開が待っているかドキドキでしたが、普通に楽しんで観ることができました。
本作のアクションが呪術という形で意識と無意識の中で繰り広げられ、格闘シーンだけでなく龍が登場したりとバラエティに富んでいました。
周りから白い目で見られていた安倍晴明が他の生徒や先生をも出し抜き、自身の知識と呪術で事件を解決していくのが気持ち良かったです。
また出世したいや好きな人をそばに置いておきたいなど人間の欲の部分が全面に出た内容で、昔も今もなんら変わらずむしろ昔の方がひどそうだと思いました。
そして徽子女王と博雅の恋愛模様が本当に良くてお互い気があるのに想いを伝えられないで、目の前にいる好きな人が取られそうなのに立場上何もできず、想いを告白し合えたと思ったら時すでに遅しだったのがドラマティックすぎて本筋の話より気になってしまいました。
