しゅんや

ハート・ロッカーのしゅんやのレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
4.5
アクションを観たい気分でまだ観たことがない作品を見つけたので鑑賞。

アメリカ軍の爆発物処理班を巡る物語で、前線で戦う部隊の作品とは違った緊張感を感じられる作品でした。

爆弾を処理する流れを観ることできて戦場において危険を取り除く重要な仕事であることが分かりました。

正直爆発物を処理する話なので派手さはなく間延びしてしまうかなと思ったら、敵兵を狙撃するシーンや大量の爆弾を早急に処理したり、爆弾を体に巻き付けられた男性の対応だったりと息を呑むシーンの連続で息を呑みました。

戦場では階級など関係なく人の命は平等でふとした瞬間に死んでしまうリアルも描かれていて、残酷な現実を目の当たりにしました。

死と隣り合わせの作業を淡々とこなす兵士たちの心情や本音がわかる描写もあり、兵士たちも1人の人間で様々な恐怖を常に背負いながら業務に従事する凄まじい精神力を感じました。
しゅんや

しゅんや