mitsu

めまいのmitsuのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
3.3
古典的名作を鑑賞。タイトルに相応しい螺旋をイメージした演出やカメラワークが散りばめられた印象や、同じようなシチュエーションが中盤と終盤で訪れるあたりに暗喩的なメタファーを感じた。
前半は謎を探るホームズのような立ち位置だった主人公が後半は愛に囚われた狂気を感じさせる男に変貌していく様子に少し痛々しさを感じ、この有り様もタイトルにちなんでいるかのようだった。
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