二ノ宮隆太郎、怒ってるなあ、いつも。
一度はやりたくなるような、王道の真反対の様な映画。
お嬢ちゃんの様な作りなんだけど、萩原みのりほどの物語を持たないイデオロギー映画と言うか,そこが物足りなかった…
生きていたら人間色んな顔があってそれが3人の主人公によって魅せられる映画で本気で考えさせられるような作品だった。カメラワークに細かいこだわりを感じて不穏な空気感とか伏線じみた描写とかそこもすごく良か…
>>続きを読む『若武者』というタイトルにも関わらず、ここにはどこにも若武者など出て来ない。未来への希望も持てず、時間と暇を持て余し、ただため息をつくだけの怠惰な人生なんてアイロニーとして笑い飛ばせば良いものを、…
>>続きを読む鬱屈した若者のやり場のなさをミニマムな演出で描いてて、コメディ演出に始まり、今の若者が安易に使う暴力的な言葉が後半に効いてくるのが怖かった。「逃げきれた夢」で閉塞した心を抱える人たちの世代を越えた交…
>>続きを読む二ノ宮隆太郎の監督作品が2年連続で公開されただけで日本映画界に良い流れが来てる!って気がするし、昨年の「逃げきれた夢」は割と二ノ宮作品の中では大衆映画としての体を成していた気もするが、本作に関しては…
>>続きを読む#若武者
一見、普通な。いや、実際に普通な若者たちの無刺激な日常と、内包する不安。
過去や情報を徹底して排した、会話と映像と音響にフォーカスした作劇は、純粋過ぎる故に、先鋭的過ぎる故に示唆に富んで…
予告のおしゃれさとは真逆。日常生活で言われたら眉間に皺寄せてしまうような台詞ばかり。(でも、誰かしら(自分も)思っていることがある。けど言わないだけ。)
典型的な「男性性」を感じる。心地は良くない…
そのうち空見上げて「誰のバハムートだよ」とか言い出すんじゃないかと思って冷や冷やしてたけど最初のヤニカスに対する口撃はいいぞ永遠に言ってやれってなった。誰もがではなく誰かが観たい映画を作る、を至上命…
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