雁のネタバレレビュー・内容・結末

『雁』に投稿されたネタバレ・内容・結末

「でも、あたしだって…あたしだって…」

末造「お前よーく考えてみなくちゃいけないよ」
  「世の中ってものはそんな夢のようなものじゃないんだ」
お玉「分かってます…」
末造「学生さんには学生さんの…

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1966年製作公開。若尾文子主演。

不幸な結婚をした出戻り娘若尾文子。実家は飴細工の製造販売で父とふたりカツカツの貧乏暮らし。そんな最中口入屋の武智豊子に小沢栄太郎のお妾にならないかと誘いが来る。…

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怪談です。音楽的効果をもう少しばかり控えめにしていただければ。若尾文子は安定の高水準。悲劇性は限りなくゼロに近い。

お玉は結婚を予定していたがその男は既婚子持ちを隠していた。
次の人こそ幸せにと思っていたのも束の間、その男も妻と子がいた。さらに仕事も嘘。
そんな男の下で幸せになっていいのか、幸せに出来んのか。出来…

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強欲な高利貸しの妾となった女が、自宅の前を通り過ぎる医学生に抱く密かな恋心。女性が一人では生きていけない明治時代の社会構造が厳しく描かれ、その下で自らの想いを遂げようとした彼女の姿に胸を打たれた。現…

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原作森鴎外。DVD化されたので10数年ぶりに再見。かなり忘れていたがえらい弱い若尾文子は記憶の通り。弱すぎてむず痒い。しかし忘れるには惜しい妾を抱える小沢栄太郎の見事ないやらしさと、その妻山岡久乃の…

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