最初エルヴィンは仕事でもプライベートでもなんて空気の読めないおじさんなんだって思ってたのに物語が進むにつれ、口から出るカッコいい台詞にやるじゃんに変わっていった。演技はさすがダスティンホフマンです。
一方のエマトンプソンは自分が傷つくのが嫌で恋愛するよりも楽に生きられる道を選んでしまう女性を演じます。寂しそうな表情から一気に幸せいっぱいの表情になるところはまるで少女のように可愛らしい。
そんな二人にとって必要なのは居場所だと思いました。
仕事でもプライベートでも人から求められず、自分の居場所がないと孤独で寂しいよね。
大事なのは、本当の自分の居場所を見つけられるのはコレがラストチャンスかもしれないと勇気を持って行動すること。
人生は失敗しても、何度でも挑戦すれば良いんだってことを教えてくれる映画でした。
