メェエエェ

風と共に去りぬのメェエエェのレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.2
四時間近い作品なのに全く飽きることなく最後まで見ることができて面白い作品なんだな…って感じさせられた。
でも終わり方がええ!?!?って感じで、レット・バトラーほんとにスカーレットが一番つらいときにスカーレットを置いていくしそんなスカーレットを支えてくれるのはどんなときでも土地なんだな…って感じだった…。スカーレットもバトラーも身勝手でわがままで意志が強くてってとこがすごい似た者同士で良かったし、スカーレットの強さが面白かった。この嵐のような時代のアメリカを敗戦側の南部の人間を貫いて誇り高く生き抜いたスカーレットの魅力がすごくて釘付けになった。

スカーレットがアシュレーをいつまでも忘れられなかったのは、アシュレーがタラが一番美しかった戦争前の象徴のようなもので当時の幻をアシュレーにみてアシュレーを愛することでかつてのタラを愛してただけじゃないのかなって思った。
最初から最後までスカーレットが愛していたのはタラだけでそのせいでバトラーとも上手くいかなかったのかな…とは思った。