セもな

ギルバート・グレイプのセもなのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.3
最後の方めっちゃよかった〜。
ギルバートは地元の小さな食料品店で働きながら、介護が必要なほど肥満の母、知的障害を持つ弟、2人の姉妹との生活を支える。店のお客と不倫を重ねながら家族/土地に縛られ、人生を諦めていたギルバートはある日車の故障で街に留まることになったベッキーと出会い……
家族って一番太い繋がりだからそれ故に自分を縛る鎖にもなるのねぇと思った。面倒を見るのは全部自分、何か起こったら自分のせい、この子が可哀想でしょう…ギルバートが不憫でならない。でも弟を責めるのは違う。自己嫌悪とか家族への気持ちとかが、ベッキーにあなたの望みは?って聞かれた時の
「いい人になりたい」に詰まってて自分も苦しくなる。ベッキーが居てくれて良かった。
最後家族が自分の道を歩み出せてよかった。
セもな

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