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ドライビング Miss デイジーのtobioのレビュー・感想・評価

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)
3.6
デイジーが徐々に偏見を修正してはいくのだが、本当の友達だとホークに握手の手を差し伸べられるようになったのは、自分がとことん弱くなり、介護が必要になった最晩年だった。
差別の根は深い。黒人が認められるには、白人の何倍もの努力と我慢強さが必要。この環境だからこそ、人間性で勝負して認められなければいけないホークは、つらい過去を持ちながらもそれを見せずに耐えて明るく振る舞っている。人種差別、性差別、階級差別、能力差別など、あらゆる差別について考えさせられる。
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