序盤から面白い。新聞記事で出来事をテンポよく見せてくれるのでノーストレス。
名作「羊たちの沈黙」へとつなげるのはハードル高かったと思うが合格点。
チルトンの若作りもニヤニヤしながら観れた。この時はまだその後の運命は知る由もなく、とか考えながら。
俳優陣も良い。クロフォードがイメージ違うけど、ハーヴェイ・カイテルの演技も渋くて深みがあり、以前のクロフォードとは違った意味での良さがある。
新聞記者を演じるフィリップ・シーモア・ホフマンと、クラリスの前任者であり本作の主人公とも言えるエドワード・ノートンのコンビが90年代っぽくて、この組み合わせからして「羊たちの沈黙」の前日譚として最高。
アンソニー・ホプキンズも前作ハンニバルでも良かったけれど、相変わらず素晴らしい。
さらにレイフ・ファインズ、エミリー・ワトソンなど俳優陣が豪華で、見ごたえがある。