デモンズ’95の作品情報・感想・評価

墓地の管理人の男は拳銃の発砲を繰り返している。墓場の死体が甦るから、頭を撃ち抜いて、死者を殺すのであった。死者を殺し続けると、生と死の境が曖昧になって、、、のホラー・コメディ。

☆可哀想なイタリア…

• #ソアヴィ、ミケーレ
• #avecゴースト
• #撮影の撮影
• #可哀想なイタリア映画

『アクエリアス』の方が好みだけど、こちらも中々。冒頭の枯葉の飛ばせ方から良い。それを必死に阻止しようとする哀れなフランソワ・ハジー・ラザロ。彼の吐瀉物を浴びた少女がそのままバイクに跨り疾走していく運…

訪問者頭撃ち,スノードーム,測量技師ギジーニ埋め,頭斧割り,フランチェスコ・デラモルテン.墓地管理人,リターナー,巨漢助手ナギ,美女,納骨堂,火の玉,老人死体這い出,女腕噛み,十字架頭刺し,女死亡,…

主演がめちゃくちゃハンサムだしやたら脱ぐので良い。ヒロインもすごく綺麗。
ビジュアルは圧倒的によく、いろんなシーンの画の持つパワーがすごい。

しかし、あらすじ紹介から想像するゾンビハンター的なイメ…

ひえ〜〜おもしろいです。歪で狂っていて堪らなくおもしろい。B級のゾンビ映画のていで始まって知らぬうちにデラモルテ青年の精神へ、内面へと潜っていく構成なのだけど、彼の内面がほとんど語られないのがすごく…

良かった。『アクエリアス』より好き。この映画の向かう先がサッパリ分からなかったのだけど、墓場生活日記みたいな感じか。トリュフォーの『思春期』『アメリカの夜』みたいなエピソード串団子映画風。だから死に…

年末年始ユーロ・ゾンビ特集4/7～イタリア編③

ジョー・ダマト、ダリオ・アルジェント、ルチオ・フルチ、ランベルト・バーヴァとイタホラ全盛期の巨匠たちの作品に俳優・スタッフとして参加してきたミケーレ…

ゾンビ（＝リターナー）が出てくるけどファンタジックな映画。

何故か死者が蘇るのは墓地内だけで、外の人達は普通に暮らしている。
墓守のフランチェスコとナギだけが事情を知っており、二人だけが世界の理を…

死者とひたすらたわむれる孤独な墓守りと言うと、ピーター・S・ビーグルの心地よく秘密めいたところのひきこもりファンタジーを思い出す。
ソレにゾンビ映画的狂気悪夢ホラーをたしたかんじかな。
蘇ってくる死…