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大決戦!超ウルトラ8兄弟のdeenityのレビュー・感想・評価

大決戦!超ウルトラ8兄弟(2008年製作の映画)
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職場でたまたま特撮物の話になり、ウルトラマンを懐かしがってたらちょうど自分の世代の映画を勧めてもらったので鑑賞しました。

自分はまさにティガ・ダイナ世代で、ぎりぎりガイアまで踏み込んだか踏み込んでないかくらいだったのですが、本作は初代マンからエースまでも本人登場する往年のファンならワクワクの展開です。
当然初代マンからセブンにジャックにエースなんて世代ではないのですが、いかんせんチビの頃はウルトラマンにハマりまくってましたから、うろ覚えながらに懐かしくて、それなりにテンションも上がりました。

本作ではウルトラマンがいない世界の設定で、ウルトラマンに変身する彼らも皆記憶がない状態。まさにテレビの中のヒーローという存在です。
ところがそこにパラレルワールド的な空間から怪獣が現れて…という流れ。だから自分たちがウルトラマンであるということを思い出し、そして怪獣に立ち向かっていくわけですね。

展開上、ウルトラマンに変身した時点で勝利は決まったようなもんですが、新世代のウルトラマンと歴代のウルトラマンとの2段階構成で楽しめたのはよかったです。

ただまあちびっ子向けの映画である以上、どうしても上映時間は短くせざるを得ず、それこそみんなの記憶がないのなら、それぞれが繋がりを持たず、仲間集めみたいなシーンとかもあったらよかったのにな、とか思ったり。何なら個人的には、絶望的な状態に追い詰められてからの逆転劇が見たかったな、とかも思ったり。
結局ない物ねだりみたいな話になってしまいますが、とにかく久しぶりに懐かしいヒーロー物を楽しめたのでよかったです。
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