命の尊さと限られた人生を一生懸命生きた少年の恋の物語である。
少年の病名は白血病であり、自分の病名を知りながらも、病院内でDJを行って、人々の心を和ませていた。当時の医学からでは難病である。
命の燃え尽きるまでがんばっている姿は観る側には感動をあたえるものではあるが、何処となく難病に関する病身としての演技が少なかったように感じられた。
神木隆之介さんの少年時代の役者映像を観ながら、題名にもある「小さな恋」が新鮮であった。
また主人公が、病院内DJとして聴衆からリクエストを受けつけて、その当時の懐かしい歌謡曲が流されるとその当時の知っている曲や時代背景も思い浮かび懐かしく思った。
音楽の魅力の一端を感じた。