キャメロン・ディアス入門に最適な映画。
彼女の笑顔の可愛さには男だって女だって参ってしまうはず。
明るくてセクシーで博愛主義のメリーの周りには、花に引き寄せられる虫たちのように男が集まってきます。
だけどお人よしで天然で「男の趣味がヘン」なために、未だに独身。
人の言う事はすぐに信じちゃうし、弱いものに同情してしまうためストーカーを次々に生んでいきます。
高校時代から13年も彼女を忘れられないというテッドのために、ドムが人探しが得意な男を紹介してくるのですが、そいつもメリーに惚れちゃったからさあ大変。
ああ、これはストーカー映画だったのね。
ラブコメですから、おバカなのは前提ですし、下品なネタが出てくるぞというのも、覚悟の上。
しかもとっても「痛い」系のお笑いで。
精神的にではなく肉体的にとっても痛そうです。
ただし、明るく笑い飛ばしてばかりもいられない部分。ちょっと気になりました。
障害者ネタがありますし。
ドラッグに盗聴に殺人でしょ…。
でも一番ドン引きしたのは犬虐待ネタでした。笑えね~(~_~;)
(あきらかにぬいぐるみってわかるから、実際には虐待していませんけどね)
愛犬家にはショックなシーンありでした。
パッケージの犬、良く見たら全然もふもふしてないでしょ。これ、鼻だけ穴が空いてるの。石膏で固まってるの。中身はベンジーみたいなテリアなんですよ。ギブスの中で身動きできませんってことで。かわいそうに…
これとメリーの前髪の訳!!
ネタの衝撃度からしてこの2点!なんでしょう
恋の顛末は楽しかったですし、キャメロンは文句なくカワイイです。
天然が似合う美女って貴重ですね。
マット・ディロンがまさかのカス男だったのにもビックリでした。
自分に笑えるのはこの時までマット・ディロンとマット・デイモンの区別がちゃんとついていなかったという認識不足です。
ホラーとコメディが紙一重っていうのも、わかる気がしました。クリス・エリオットも、いいわ~。