このレビューはネタバレを含みます
まず映像がきれい。
自然の美しさ、衣装もキラキラはしてないけど自然な色で美しく、またキャストも美男美女が多くて目の保養。
途中、この人たち色恋以外に話したり心配することないんかな?と思ったりしながら見てたけど、遺産も相続できず、働くこともできないまだ女性の身分が低い時代だから仕方ないのかもしれないと思った。
ヒュー・グラントはちょっとボーッとして頼りない感じがすごく伝わってくる。笑
優しいんだけどもうちょっと…スマートさに欠けるというか。
でも憎めない感じがまたヒュー・グラントの魅力でもある。
今回は何よりアランリックマンが良い。
おしゃべりすぎず、でも最初からずっとマリアンヌのことを想って、助けてくれたり支えたり。
いつもは気持ちを押し殺して感情を表に出さない長女エリノアが最後、堰を切ったように泣き出して号泣というか泣き叫ぶようになったシーンはすごかった。
ケイト・ウィンスレットのあのきれいでまっすぐな目も良い。
雨の中丘の上からウィルビーのお城を見下ろすところはなんかすごかったなぁ。
ウィルビーはもみあげもすごかったけど、最後にマリアンヌの結婚式を、いかにも血統の良さそうな高そうな白馬に乗って見下ろす姿は悲しそうな苦しそうな表情だったけど、こちらからすればざまあみろ!って感じでしたね。
今でも火遊びで結婚前に子ども作ったら大問題なのに、当時のしかも貴族が…ってなるとそりゃ大問題なんだろうな。
色々あっても最後にはやっぱり愛は勝つ、というような心温まる映画でした。
お母さんと三姉妹の絆も素敵だった。
ハリポタキャストもたくさん
スネイプ先生
アンブリッジ先生
そしてまさかのトレローニー先生(全然気づかなかった!)
校医のポピー(何かで見たことあるとは思ったけどまさかあの人とは)
グリフィンドールの談話室に入る道を守ってる絵の太ったレディ(強烈なインパクトは変わらず)
コーネリウス・ファッジ(気づかなかった)
こう思うと、イギリスと言えばなヒュー様はなぜハリポタに全く出てないんだ…!?!?
端役までこんなベテラン陣なのに…
あのヒュー様が…
この映画を見て、アラン・リックマンさんはもういないんだ…と改めて感じました。