終戦間際の満州国境を舞台に、戦争映画としては珍しい堡塁内の機関銃隊を描いた作品。
1963年公開の作品で、全体的に昭和の演劇っぽさがあるが復員兵の指導や本物の九二式重機関銃(キツツキ)を使った…
強大な砲兵火力の前では、孤立したトーチカなどコンクリートの棺になってしまう...。
序盤は関西弁の通信兵やまだ余裕のある部隊の仲間との小気味良いやりとりが楽しいが、徐々に雲行きが怪しくなっていく。
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これまたシネフィルの先生に薦められた1本
終戦直前の満洲戦線を舞台にした戦争映画だが、ほとんどの時間が「トーチカ」内の5人の日本兵の絡みのみで占められるという異色の作品。
それでも全く飽きさせず、…
大傑作。
タイトルで何となくわかるけど、独立愚連隊、作戦シリーズの番外編。
映画秘宝の、20世紀戦争映画クロニクルって本で紹介されてて観たくて、一昨年ラピュタ阿佐ヶ谷でようやく観れた。
戦争ものな…
このレビューはネタバレを含みます
これぞ隠れた名作。最初は丈夫だったトーチカが、戦闘の激化とともに少しずつ破壊されていく。最後には跡形もなく吹っ飛ぶ。戦闘慣れした三橋達也が、お守りを大事にしていたり、あっけなく死んだり……。さらに、…
>>続きを読む三橋達也が主演になっているけれど佐藤允が素晴らしい!!お得意の職人気質軍人という脇役と思いきや、対戦車戦の活躍だけでなく、心境を吐露する号泣シーンはこの作品の白眉。おいしいところは全て佐藤允がもって…
>>続きを読む目に見えない歴史の大きい流れに逆らえず、飲み込まれるように絶望的な戦争に巻き込まれるトーチカ部隊の惨たらしさが容赦なく描かれる戦争映画の傑作。のほほんとしていた冒頭から仄かに顔を出す原爆や1945年…
>>続きを読む完璧な尺の間緊張感を一切途切らせず,敵地のトーチカという密室一つの舞台で,日本の戦争状態における「内と外」という形を克明に浮かび上がらせる.してラストに浮かぶ「終」は純度100%文字通りの終でこんな…
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