猫そぎチャンスペロッテ

ブロークバック・マウンテンの猫そぎチャンスペロッテのレビュー・感想・評価

4.6
2005年米国
監督/ アン・リー
脚本/ ラリー・マクマートリー
出演/ ヒース・レジャー(イニス.デル.マー)/ ジェイク・ギレンホール(ジャック.ツイスト)/ ミシェル・ウィリアムズ(アルマ.ビアーズ)/ アン・ハサウェイ(ラリーン.ニューサム)

2006年のアカデミー賞で「監督賞」を含む3つの賞を受賞した作品であるが、同年のアカデミー賞「作品賞💠」の最有力候補と言われていたものの、、結果は落選し、いわゆる「同性愛を扱った映画は作品賞を獲れない」というジンクスを破ることはできなかった、、(まだ同性愛者の作品に理解を得られると思って製作されていない💕❗カモシレナイ!☺️シランケド❗)

監督はアジア系のアン・リー、そしてジェイク・ギレンホール(ジャック・ツイスト)
と今は亡きヒース・レジャー(イニス・デル・マー)が主演を務めた、、

舞台は1963年アメリカ西部ワイオミング州、ブロークバック・マウンテンの農牧場、出稼ぎ労働先の牧場で出会った二人のカウボーイのホモソーシャル(同性同士の関係)と人生を描くストーリーである、

イニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェィク・ギレンホール)の出会いの場面は、無口で静かなイニスの表情が繊細な感じでジャックはそこに引かれたのかと思った、、(ワタシモヒカレタ♥️)

そして彼らの役目は、多数の羊をコヨーテや嵐から守る大自然の中での仕事で、一緒に過ごすうちに友情を超えた絆で結ばれ、激しく愛し合うようになる、、

ただし、60年代アメリカの封建的な社会の中では、同性愛は当然に受け入れられない、、そこに男女の恋愛とは違った葛藤や相手への想い、後ろめたさ、男の傲慢な身勝手さ、、そして、その行き先が描かれている、、


アルマ(ミシェル・ウィリアムズ)は偶然、夫イニスとジャックのキスシーンを目撃してしまう、鈍器で殴られたようなショック😨があり、、動揺を悟られないように、見てしまったという表情が“神がかった”演技に、それから夢であって欲しいと放心状態になる

この後もずっと続く、アルマの苦悩、夫の裏切り、忍耐と我慢、離婚、娘達の成長と結婚、家族の絆(キズナ)、、この物語の流れと時間の経過が良い、、(ムジョウカン..ミタイナ❗)

そして、なかなか生活していくのは楽じゃない時代背景、、封建的な土地柄、、生きていくことで精一杯な懐(フトコロ)事情、恋愛を楽しんでそれで終わるのなら、、それでよいが、、そうでなく、二人のカーボーイはかなり切実に、、生きてしまった、(💕)


同性愛は何かのきっかけで人に知れたら命がない、、二人で暮らすのは問題外、耐えるしかない、どうにもならない、、
街へ行くと誰かがじっと見る、秘密を知っているように、、、👿

男と女の秘めた愛より深くて深刻な状況にあったが‼️

永遠に一緒だ・・(コノオモイ..)ウラヤマシクモアッタ..💗🐦️