古いのか新しいのかわからず、年配の熟練監督が作ったのか若い天才が作ったのかわからないまま、ずっと見入ってた。
色んな要素や手法が惜しみなく使われてる。1秒1秒が濃くて目が離せなかった。感動する話では…
80年代にレズビアンの女性を主人公にしたこと、それだけでも先進的だったのではないか。こんな映画が日本に眠っていたのかと驚いた。
閉まりきらない水道からぽたぽたと落ち続ける音が耳から離れない。
それは…
この映画を観てから多少日が経っちゃったから観た直後の感情や詳細を忘れつつあるけど、主人公と映像の放つ鋭くて暗い空気や想いが忘れられない…
40年以上前に作られたとは思えない、今観ても強烈で新鮮な映像…
静かに激しく燃える愛の炎。
決して、自分だけのモノにはならない人。
それは、心のどこかで気付いてる。
だけど、どんどん強く。
止めることのできない想い。
届きかけては逃れていく。
近づけたと思うと…
矢崎仁司 幻のデビュー作
愛憎の瑞々しさ 刹那の瞬間が
永遠の記憶として 保たれている
今でこそ LGBTがテーマな作品
って まぁ市民権を得てるけど
当時の社会の閉塞的な空気間の中
ここまでリア…
始まりがいつかなんてわからなくて、ただとなりにいるあなたの体に、わたしのすっかり力の抜けた体で、もたれかかってみたい、そんなことばかり考えている。秋に雨がふると、おもいだすひとつの夜があって、わたし…
>>続きを読むとにかく鋭さが凄い。
時代的にも男性監督がほとんどで、撮る対象が女性となるとある程度決まった枠の中に収まりがちだが、この作品の主人公はちょっと違った。
湿度高めの行動をしてるはずなのに、陰湿さという…
22-209
U-NEXT
これがデビュー作…
ピュアで、グロテスクで、脆くて残酷。
音楽の使い方が凄く良い。
あのラストとオープニングが円環を為してる構成も、何と言っていいか解らないくらい凄い。え…
これが1980年、しかも自主映画で撮られたとは、驚愕である。
まだLGBTやストーカーなんて言葉が欠片もなかった時代にこの内容。そして映像のクオリティ。モノクロでありながら、突然カラーになるセンス。…
© 2019 映画「風たちの午後デジタルリマスター版」製作委員会