まさに、本作はホーマーの『使命』を探す旅物語なんだろうな。
孤児院という狭い世界から、自由な世界へ飛び立ち、そこで経験した「喜怒哀楽」。
自分が人の役に立つ、その答えを探し出した最後は本当に綺麗な…
ジョン・アーヴィングの小説の映画化で、いくらでもドロドロした愛憎劇にできる題材を扱っているんだけど、暗さがないから好き。しかも、作者が脚本を書いているそうだ。昔、「ガープの世界」を観たし、著作を読ん…
>>続きを読むラッセ・ハルストレムの作風には、『やかまし村の子どもたち』(1986年)から『ショコラ』(2000年)をつなぐような、童話やファンタジーを美しく撮ったものもあれば、『ギルバート・グレイプ』(1993…
>>続きを読む今回は2回目の鑑賞。むかし、中学生くらいの頃に見た時には見えなかった事が色々見えた。
孤児院、愛情不足の子どもたち、望まない妊娠に苦しめられる女性、堕胎、黒人労働者、近親相姦やレイプ、戦争負傷兵、…
アメリカの大統領選挙と、それぞれの支持層に関わる動きの中で、今なお中絶禁止がホットな話題になっている。
最近でも、160年前の中絶禁止法が有効だと、アリゾナ州の最高裁が判断したり、今度はそれを州議会…
ラッセ・ハルストレムだから公開時に劇場で観てるはずだけど、なんの前触れもなくHuluのサムネで流れてきたから観た。映画を観る形式が変わった感がある。
安定的に画が美しく、話もいい。ジョン・アーヴィ…