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ベスは何によってこの結末を迎えたのか。リチャードソン医師は、「神経症」や「分裂症」ではなく「善意」が彼女をそうさせた、と語る。彼女は利他的に振る舞う。プロテスタントの重視する信仰を極限まで突き詰めた…
>>続きを読むここのところ、ラース・フォン・トリアーの『ノクターン』『エレメント・オブ・クライム』『ヨーロッパ』を三作連続で観て、その難解さに頭を抱えていたから、本作のわかりやすさはありがたかった。それこそ祝福の…
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愛によって生かされ愛によって身を滅ぼす悲劇でありながら最後にその尊い一途な愛に救いをもたらし肯定する純愛映画。
回復の見込めないヤンの容態。それを救おうとして身も心もやつれ、あの小さな社会の中で…
ラース・フォン・トリアー監督の鑑賞はこれが3本目。
2本目でもう観なくていいやってなってたけど...これは素晴らしい🌟
フォン・トリアー監督による究極の純愛映画だった❤️🩹
確かに過激な描写もあ…
『奇跡の海』('96丁)観た。元々の神経症的な素養が夫に一途過ぎるため夫の事故をきっかけに病状が悪化し破滅してしまう女の話し。不能になった夫の要望で性行為遍歴を修行のように重ねて無茶して殺されてしま…
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「どうやって言葉を愛すの?言葉と愛しあうことはできない。愛しあえるのは人間だけよ。そうして人は完全になるの」
この言葉がベスとヤンの信仰そのものだった。知的障害のあるベスと、粗野なヤンの間に、こ…
軽い精神障害を持った女性ベス。新婚相手のヤンが事故で怪我をしてから、ベスが狂っていく、胸糞映画。
昔バイト先の先輩が勧めてくれた作品。
人生最大の喜びだった結婚という出来事から、ずるずる転落して…