このレビューはネタバレを含みます
一番手がかかった息子・次男が結局は1番自分に似ていて、どこへ行っても寂しい思いをしていたがこの息子のところで元気を取り戻す。素晴らしいお話だった。
脚本がよかったのはもちろん、それを三國連太郎さん…
公開当時以来の再見である。公開当時はバブル絶頂の頃で主人公の息子は、その繁栄の中で取り残されたタイプ。同じく高度成長期に岩手から出稼ぎに来ていた主人公である父に関しても取り残された存在であり、戦争で…
>>続きを読む家族の在り方。
先立つ妻に定職に就けない息子。父と子の関係を描く。
平成しか知らない私。
バブル崩壊後はお先真っ暗状態だと思っていた時代にも希望は満ち溢れていたことを知った作品です。
「息子」と…
さすが山田洋次監督というべき人間味に溢れる作品で、観ていて心が温かくなった。
哲夫の真っ直ぐなキャラクターが良くて、恋が動機とはいえキツイ肉体労働を溌剌と行う姿には好感が持てたのと、恋する相手の征子…
東京の居酒屋でアルバイトをしている哲夫(永瀬正敏)は兄の忠司(田中隆三)からの紹介だったのですが、こき使われるのに嫌気が差して辞めてしまう哲夫です。
母親の一周忌に岩手県の実家に帰った際に、少し神経…
妻に先立たれ、岩手で農業を営み1人暮らす昭男。心配する子供達の思いを頑なに拒むが東京に住む大企業に務める長男、フリーターの次男の元に遊びに行く。
コメディタッチの作品とは違い、しんみりした感じだっ…
和久井映見を気にしたのはいつ頃だったろうか。電車の吊広告(セデス錠)だったか、あるいは『就職戦線異状なし』のクールな人事課員だったか。調べてみるとこのふたつは1991年だった。サントリーのビール/モ…
>>続きを読む松竹株式会社