じゅり

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のじゅりのレビュー・感想・評価

4.0
もう何回も観てるけど、この回はトップを争うレベルですごい。なんか、映画やのに歴史すら感じてしまう。アナキンの歪んだ重いパドメへの執着的な愛情がこんなにも最悪な形で利用され、自分を無くして朽ち果ててしまうなんて本当可哀想。でもそうさせた、クワイガンが悪いのか、異変に気づいて説得できないパドメが悪いのか、フォースの師であるはずなのに何も気がつく事ができずにいたオビワンが悪いのか。悪いのは精神力に欠けてしまったアナキン本人なのか。誰も悪くないのか。4から6の結末を知ってるからこそ、まだ未来に希望を持って見れるけど、もし私がアナキンならなっんにも残ってない孤独だけが残って自分を見失うって(しかもNew師匠は顔面ほぼオバケ)無理すぎる。そんな絶望的な状況だと闇落ち全振りの方が楽と感じてしまうよ、アナキン。でもほんま、何回も観てて思っちゃったのは、これって結局ちいちゃい頃母親との時間をたっぷり過ごせずで愛情に飢えてたアナキンの一悶着なのかもなって。パドメに偏り過ぎやねんなあ、基本的に。アナキンが自分が自分で大丈夫だと自信を持っていれば、一人でも真っ直ぐでいられれば、と思ってしまった。最後は涙すぎる。
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