じゅりさんの映画レビュー・感想・評価

じゅり

じゅり

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スキンヘッド妻夫木聡が見れるけど、面影ないくらい狂った犯人役なので、妻夫木聡と言われないと本当に誰か分からない。ずっと雨で犯人の計画性とか沢村の破天荒ぶりとかは、確かにセブンっぽい。すごく意識してそう>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.9

すっごい前に観た時も、結構好きやったけど、時間たって今見ても面白かった。他の人になってみたら...って誰でも思ったことあるだろうけど、実際その人の環境が自分の身に降り注いできたとして、自分は何も変わら>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

こんな映画作っちゃって良いの、って思った。差別が現実に「再現」としてでも存在させる設定って、もうそれ、それ自体タブーやし、そんな世界線ほんまにあったら怖いし、ありそうって思わせるこの映画が何より怖い。>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.4

大金持ちが普通の生活に憧れるみたいな設定とか、色々ありがち設定詰め込み映画やけど、こういうの、ほんまにみてて楽しい。ニューヨーク行くまでの城の中のシーンとかどうやって撮ったんやろうってくらい豪華で面白>>続きを読む

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.3

コッポラのサスペンス。音と映像がかっこよかった。でも話の内容が途中までは分かったけど、?だった。ちょっと大人というか、自分の理解力が幼い。でも若い時のハリソン・フォードかっこいいのは分かった。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.2

どんな映画なんやろーってずっと気になってたけど、JOKERの絶望感が緩い版というか、まだ鼻で笑えるくらいの変な人というか、そんな感じ。秘書のめんどくさい人への建前感のある扱い方がリアル。妄想と現実のシ>>続きを読む

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.7

気分が前向きになって、癒された。ジゼル役の人が絵に書いたようなプリンセスフェイスで、きゃんわいい。出演作品調べたらキャッチミーイフユーキャンの、可愛いナース役の人だった。その時も可愛いかった。たまには>>続きを読む

ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.7

適当に観ててもちゃんとおもろい。この何言ってるか分からないのになんか面白くて可愛いのもすごいし今までに既視感もないキャラクターを生み出せるのがすごい。イギリス人には大ウケするんやろな〜。

ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録(1991年製作の映画)

3.6

地獄の黙示録のドキュメンタリー。奥さんのエレノアコッポラが撮影。私はこの映画ベストオブ意味わからんだったので、余計に気になって観たけど、私の感情は正しかったんだと理解。こんなシーンを撮りたい、こんな映>>続きを読む

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.6

なんとな〜く、面白かった。細かい事はちょっとよくわからんかったけど。最後の、Yes…が、そうやねんででも、、感満載で、ビルの気持ちに超共感。時間をごちゃ混ぜにして切り取って、伏線を回収していくつぎはぎ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

2がめっちゃ面白いけど、1は好き嫌い分かれると聞いて、随分予習してからやっと観れた。だからかな、すっごい面白かったし、すごい入り込めた。ナウシカとかスターウォーズに影響を与えた原作があるとは聞いてたけ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

ずっと気になっていただけあって、ちょっと自分の中でレベルを上げすぎてしまったかもしれない...。ものすごく音が緊張感を持たせるし、やっぱり時系列をバラバラにして伏線を回収していく流れだったのは、らしさ>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.5

お金持ちが嫌いなのか復讐心なのかただ心が病みまくってるのか、なんでこんな事してるのか理由を探して観てたけど、“映画を撮ってる”って自認してるから、ただただ普通じゃない映画を撮りたいという理由でこんな事>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

見た目は老いても心は都合よく子どものままであったり、急に心も大人に成長する描写があったりで、?なところはあった。家族の形が変わっていくのはなんというか、エモい。子どもを守らないと、という責任感から、子>>続きを読む

海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

3.3

ピアノ決闘のシーンの2戦目の1900の演奏シーンが好き。映画館で観たら面白いかなあと思ったけど、やっぱ好みではなかった。ちょっと、壮大過ぎて辻褄が合わない感じがするし、感動の押し売りを受ける感じ。
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

陸上でも海上でも空中でも、それぞれの兵士たちが一生懸命に生きようとしたことで、ダンケルクから30万人を救出できたというイギリス軍の史実。これがまずすごい。あとやっぱりクリストファーノーランぽい、時間軸>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.2

お金ってそんなに大事???正直に楽しく生きてる方がよっぽど良いのに。言動の不一致さが異常で、私がモリーやったら発狂するけどなあ。モリーの冷静沈着ぶりったらもう神がかってて驚く。インスリンって答えられた>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

何が伝えたいのかは分からんかったけど、なんとも言えないリアルな感じが滲み出ていた。ベトナム戦帰還兵とはいえそれを匂わせてくるだけで、直接的に精神が病んでいるという描写があまりなく感じた。んーなんかこの>>続きを読む

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

4.2

スケアクロウがめっちゃ面白かったので、アメリカンニューシネマというジャンル繋がりで観てみた。私多分このジャンル好きなんだわ。
とても小さな額の窃盗(未遂)で8年刑務所行きになった未成年水兵を、バダスキ
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トワイライトゾーン/超次元の体験(1983年製作の映画)

3.4

おそらくものすごく有名監督たちで作ったオムニバス4話。元々ドラマだったものを映画バージョンにしてるらしい。怖い話なんかなあと思ってたけど、世にも奇妙な話みたいなノリだった。日本人なので日本の世にも奇妙>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

前にも観たけど、やっぱりすごい映画。うわぁ、って、ずしってなる。貧困で、いろんな意味で弱い立場のアーサーが、もうどうにでもなれというどん底まで落ちきって、全てを破壊して、ジョーカーになる、というのが大>>続きを読む

スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.0

ずっとコントみたいに面白くて笑える。絶対にライオンを手放さないマックスの気持ちなんと無く分かる。ほっておけない感じ。でも、ライオンはずっとアニーとその子どもに会いたいためだけにプレゼント小脇に抱えて、>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

キャスティングはめっちゃ豪華。見たことある人いっぱい出てくる。ジム・ジャームッシュやから見た。でも求めてた感じではなかった。程よく怖いし程よく笑える。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.8

めっちゃこれも分かりやすかった。モノクロなのに面白すぎて全然観れるの毎回すごい。なんか、全部に辻褄が合うというか、この人は確かにこういう事言うだろうしこういう行動するんだろうなといのが三人とも一貫して>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.7

ジム・ジャームッシュのリバイバル観に行きたいから他のも観とこうという事で。これは前のpermanent vacationよりも超分かりやすくて面白かった。ウィリーもビリーも、結局エヴァ好きなだけ。エヴ>>続きを読む

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.4

松田優作目当て。昔の日本の家族、学校、友だち、の文化がもうダダ漏れで昭和感がすごかった。でも、勉強中のガラステーブル(?)を使ったローアングルとか、固定的に人物を追って横にだけ動いて撮ってたりとか、あ>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.4

何と無くマイケルダグラス繋がりで観てみた。高倉健と松田優作が出てて、何と舞台は大阪らしいからこんなん観るしかない。そもそもヤクザものとか渋いアクションものはあまり好きじゃないから、軽い気持ちで観てたん>>続きを読む

恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

3.6

昔版ボヘミアンラプソディ。なんか母がマイケルダグラス見あさって、おすすめされたのでみてみたけど、マッドデイモンと一緒にめっちゃ体張っててすごかった。役作りであそこまで出来る俳優という仕事は、大変。リベ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

久しぶりにみてみた。黒人差別系を扱う映画ってやっぱりどうしても自分とはかけ離れた問題になってしまってるから、知識も無いし浅い共感しかできないけど、とてもホッコリした。差別を差別だと思ってない白人たちの>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.7

題名見ただけでどんな映画か分かるし、あんまり好んで見るジャンルでは無いけど、最初のSeptemberのイントロ流れた瞬間に、絶対見れるやつやこれと確信。想像がつく分かりやすい展開ではあるんやけど、ノン>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.0

何回も見すぎてる回やからもういいかなあと思ったけどここまで来たらみないとと思ってちゃんと観た。Iとかなり技術的な面でも繋がりを感じるのが、とても良かった。最後のI〜IIIに出てくるアナキンがヨーダとオ>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.9

この回も良い。ヨーダ(not CG)が出てくるのが面白い。IIIの時の威厳感が薄まって機嫌のいいおじいちゃんみたいなテンションになってるのが、長ーいことルークの事待ちすぎてテンション上がるあまりおかし>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

何度もみすぎているのに、面白い。IIIを見た後にみたからもう、ルークが主役というより、オビワンが主役に感じる。あんな赤ちゃんがこんなに大きくなって…という親戚目線で観れるのが良い。というかIから II>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.0

もう何回も観てるけど、この回はトップを争うレベルですごい。なんか、映画やのに歴史すら感じてしまう。アナキンの歪んだ重いパドメへの執着的な愛情がこんなにも最悪な形で利用され、自分を無くして朽ち果ててしま>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.8

話の流れ自体とか、CGの感じとかは俗っぽいけど、面白い。闇落ちアナキンの顔が良かった。この回はロボット二人が良い味出してた。次が楽しみ〜な終わり方なのも良い。
ちょっと、ドゥークーとヨーダのフォース勝
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.9

スターウォーズが無性に観たくなる時がある。何故かそれが今やった。この回はもう何年か前に観たきりやったからすっかり色々忘れてて普通にめーっちゃ楽しめたわ初見並に。もう、出てくる人物、みなよい。顔が真剣に>>続きを読む

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