フランスの小洒落た映画。いろんな国の同時刻、タクシーで起こった話がオムニバス形式で進んでいく話。
時計を巻き戻す演出がオシャレ。あとどの国でもタクシードライバーってちょいウザな存在かちょっと下に見る感じの認識なの同じなんだ。
ニューヨークの話が一番人の縁を感じれて好きだった。パリの乗客が料金をきっちり払うのも好き。ロスは2人とも可愛いかった。
ローマは映画館で逃げられらない状況が神父とマッチしてて助けてくれ〜ってなる。お前はタクシードライバーを辞めて落語家になれ。
最後のヘルシンキ、一番寒い時間帯に一番ままならない話をする構成が好き。
一生会う事もないだろう人と狭い空間で話すのって奇妙でセラピーになる体験だな〜って思った。タバコが心の距離を演出できていたころの映画ってかっこいいと思った。
