宮尾登美子の原作ものはいずれも面白いですが、その中でもトップクラスの映画でした。
物語は不幸の連鎖。
確かに不幸ではあるけれど男からしたら女性は身を売ることが出来る分マシだと思うのは不謹慎でしょう…
物語は大正から昭和の土佐の高知で14年ぶりに再会した姉妹の芸妓の露子(十朱幸代)と里子(秋吉久美子)と政(萩原健一)のお話。
それにしてもこれでもかというくらい際限なく次から次と厄介なことが降りかか…
かなり昔に観て
鮮明に心に残っている
作品の一つ。
WOWOWで見つけて再鑑賞。
姉と妹の愛情と
ずっと心に残る男性との物語。
妹の養育費のため、
いつか会う日のためだけに
自分の身を呈して生き…
百鬼の家を引き取る姉妹のやり取りの、終わり果てない呟きに籠る二十有余の恩讐やら愛憎やらも顧みれば、男の蒔く種の悪さの末かと思えても、男の心の実不実もまた稼業の目の裏表の末の事にて、まことに厄介なり…
>>続きを読む良かった。甘すぎないストーリーが良かった。あと俳優陣。姉妹の激情と女らしさ、姉の最後の顔なんか絶妙だった。あと何と言ってもショーケン、無鉄砲で不器用だけど魅力的、あれは惚れるわ、だってあんなに渋いん…
>>続きを読む姉妹の嫉妬をとても美しく描いている。やはり宮尾登美子の原作が素晴らしいのでしょう。メインの3人のキャラクターが上手く表現され、ヤクザの描かれ方も品が良い。監督の山下耕作も美しい自然とキャラクターの心…
>>続きを読むテレビで鑑賞。これはもう、男のカスッぷりがかなりひどい。十朱幸代ねえさんの肝の座りようと言うか覚悟と、萩原健一演じる男のカスッぷりのコントラストがくっきり。しかし、こんな男のどこがいいのか、美人姉妹…
>>続きを読む