lilill

ディパーテッドのlilillのネタバレレビュー・内容・結末

ディパーテッド(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

Wow!!
人物構図が途中から目まぐるしすぎて、誰のことも信じられねえって鑑賞者側も勝手に誰かを疑ってしまう。
マットデイモンが最後コルテロ派の最後の残党も躊躇なく殺すところが、ゴッドファーザーのマイケル並みの悪のカリスマとして完成した瞬間でゾワっときた。
結局、わがままで傲慢なボスや組織の中でこき使われる中間管理職が1番大変(まあてか、普通に潜入という仕事自体カロリー高い)なんだなと、しかも最後ディカプリオもマットデイモンも殺されちゃって...( ; ; )
ディカプリオがほんとに報われないねぇ。
ジャックニコルソンもTGFのマーロンブランドみたいな年増の余裕が出ててクソかっこよかったな。
ネズミ野郎を巡る刑事とマフィアの二代組織のドタバタ大接戦でした。
結果、どっちが勝ったとかはないけど、マフィアが事実上壊滅したから刑事側の勝利?
ぬるっと勧善懲悪的な感じ。
舞台設定とキャラクター性などの表現が、作品として娯楽性が高くて面白かった。

🐭🏰:「人間ってのはみんなネズミ野郎で自分の利益を最優先しちまう、ドブみたいな生き物だっチューことよ。」
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