天パーマン

モダン・タイムスの天パーマンのレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
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規模の経済性を求めるがあまり人間を機械化し、労働者を人として扱わない人間阻害という問題について取り扱っている

食事のシーンで機械が壊れた際にチャップリンの方に一切気を配らず修理に集中しているシーンは労働者を労働というシステムのひとつとしか思っていないという批判精神が如実に表れている

コンベアの中に入っていくシーンは人間は社会の歯車のひとつでしかなくなってしまうという本作のテーマを表したハイライト

社会問題を風刺として昇華し、批判したいことを表現しつつユーモアでトゲを感じさせないのはすごい
天パーマン

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