サラリーマン目白三平 亭主のためいきの巻の作品情報・感想・評価

サラリーマン目白三平 亭主のためいきの巻1960年製作の映画)

製作国:

3.5

『サラリーマン目白三平 亭主のためいきの巻』に投稿された感想・評価

この時代の笠智衆もいいなぁ。後にファミリードラマの大家となる松木ひろし(「気になる嫁さん」「雑居時代」「池中玄太80キロ」)の脚本も瑞々しい。

このレビューはネタバレを含みます

職場の飲み会で酔っ払ってソーラン節を歌う同僚を見て、「みんなはこれで楽しいのか、俺にはどうにも分からない」と呟く目白三平に激しく同意。

前半は妻がガミガミ怒って怖かったが、次男と養老院のお婆さんの…

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こんな面白い映画があったのか。
初めて知った目白三平シリーズ。

主婦の井戸端会議の風景や
サラリーマンの日常の普通の生活

名台詞がいっぱい
ハッピーなシーンでも号泣してしまった。
単調な日常に感…

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otomisan

otomisanの感想・評価

3.9

 気に入らぬ風もあろうに柳智衆

 細君はとみに口うるさくなったし、長男は父親の敗因分析で理屈づいて取っつきにくい、それを見てると次男の子ども子どもしてるのもいつまでの事やら。
 それもこれも、うだ…

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きのこ

きのこの感想・評価

3.6
なんという事はない日常を描いた白黒映画。にしてもこの頃の奥方はこんなにもズバッと嫌味や愚痴を旦那に言えてたのか。怖い怖い。笠智衆のために描き下ろしたような作品。面白かった。
澪標

澪標の感想・評価

3.4

別に大した話じゃない、ただ日常のちょっとしたことが丁寧に書かれてるだけ。そういう映画もう日本では絶滅したかもしれない。
今と悩むこと躓くことは変わらないが、今と違ってささやかな幸せはその人が感じてれ…

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Gocta

Goctaの感想・評価

-

国鉄に勤めるヒラ社員を主人公に、親戚の娘の家出や次男の養老院とのやり取りなどを、静かに描いた映画。面白く楽しめた。

ただし、主人公に完全に感情移入の状態で、家庭内の様子は笑えなかった。

浜美枝が…

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(『やぶにらみニッポン』の所で併せて書いた。実に心地いい、他愛ない、しかし確実に先が見えてる、ペシミスティックでもある映画。個人的には突き抜けたものを望む。)
mingo

mingoの感想・評価

4.0

あんまりに胸をうつもんだから久々に映画館で涙してしまった、、、貧しくともいつだってそこかしこに豊かさが落ちている時代、憧憬の眼差ししかそこにはない。
部屋の中の家族のそれぞれを捉えたショット、子供の…

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飲み会が嫌いな主人公というだけで好感が持てる。目白三平って国鉄の正社員なのに安月給なのか。そこだけよくわからない。
子供の横移動を捉えたドリーショットが2回あって、いずれも素晴らしい。

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