noelle

夢を見ましょうのnoelleのレビュー・感想・評価

夢を見ましょう(1936年製作の映画)
4.8
こちらもギトリ主演作だった。とにかくギトリが喋りまくる、とらんぷ譚の全編ナレーションの記憶が力づくで塗り替えられた怒涛のモノローグだった。友達の奥さんと浮気してバレかけてどうしよう、というだけのストーリーで全編室内劇なのに画面持ちする演技がすごい。彼女が来るまでの道順妄想〜電話壊れての件、お風呂指さして奥さんいるのバレそうになるなどよく思いつくなという小ネタの連続に場内クスクス。ママと娼婦で喋り倒してたジャンピエールレオーもこういうのをきっと見てるんだろうなと思った。
チラシを見ると他にも1936年作がいっぱいあってこの人は一体どんなエネルギーで映画作ってたのと思う。またの特集で他も見たい。
noelle

noelle