#21
封切り以来の再鑑賞。
たいへんクセの強い作品なので、万人向けではないが、やはり、特筆すべき名作だと思う。
監督特有の長回しが続出するが、特に緒形拳のマグロ釣りのシーンは、あらためて観ても、い…
相米慎二監督
海に賭ける、マグロに賭ける、海人の漢映画。
カメラの手ブレがとんでもねぇけんど、あれは漁の感じを演出するためのわざとに決まってるべや。
若くして亡き人となった夏目雅子さんのしなやか…
とてつもないパワーがみなぎっている映画であることは認めるが、あまりにも強引な長回しが前に出すぎていて見てるこっちが疲弊してきてしまった。そういう意味では若いときに鑑賞した方が純粋にそのパワーを楽しめ…
>>続きを読む観客を船酔いさせるカメラの手ブレ。それが人物の心情を見事に揺さぶっている。魚影の手ブレ。
青森弁の半分くらいが何を言ってるか聞き取れないが、それが映画。理解するのではなく感じ取るもの。受け取るもの…
男は黙って、マグロ釣り、ヨイショ〜!
相米、おめおめ、いぎなりおどなな映画作りすぎだわ、わ(俺)、どんだば、!
でもべっぴん女優に癖強な津軽弁を言わせるといういつもの癖しかないドS手法がたまらなく感…
感動的なまでに力強いカメラ。やっぱりエイゼンシュタイン閣下が言うように、エモーションを伝えるには切ってはいけないだねー。
マグロはもちろん立派。大間の漁村の風情も素晴らしい。漁師の旗や祭の提灯がス…
いきなり「ショーワ!」という香りがプンプン。マグロと闘う漁師という生き様、不器用な生き方の男。芯はしっかりしていて、なおかつ一途な女。もっと柔軟に生きれば…とも思うがそれが美しくもある。これが昭和の…
>>続きを読む“相米慎二は嫌いだがこれは良い”と言うのも、もう3度目なので、なんだか自信が持てなくなってきた……
マグロの魚影が見えてきてから、モリで突いてなんとか引っ張り上げようとする様を延々と撮っててすごい…
マグロ漁を営む漁師と、その娘と、その彼氏の話。
うーん。体感時間が長かった。振り返ると、あのシーン何だったんだ、というシーンがあったり、訛りが強くて、台詞がわからない箇所があったり。マグロ漁のシー…
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