清水

トレインスポッティングの清水のレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
4.0
 エンタメ青春映画として「しっかり」面白い。
 UKロック好きなら言わずもがな、なこの作品である。
 本作のキャッチコピーである「chose life」は、本来薬物防止のために掲げられた言葉だ。しかしこれを全く逆の意味で捉え、せっかくの人生を良い子でありたいか?という問いかけに変えた洒落た使い方をしている。
 キャラもしっかり立っている、ストーリーの構成もそれなり、裸体や汚物を除けば安心して見れる青春映画だ。
 私自身、当時のセックス・ドラッグ・ロックンロールにはあまりいい印象を受けないが、フィクションの上では十分に面白かった。90年代若者文化に興味があるならぜひ。
清水

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