古きモンスターパニックを思い起こさせる設定。
猛毒グモの大群によって田舎町が襲われていく。
クモ嫌いの設定の主人公がほとんど意味がない。
大群とはいえクモの迫力はほとんどない。
ただうじゃうじゃ出てくるとこの不気味さはじっくり出ている。
スピルバーグ的演出でなかなかクモに刺されないなどB級感も充分出している。
だが一番はジョン・グッドマン演じる害虫駆除のプロだ。
真面目一辺倒だった物語に笑いを持ち込んだ救世主(笑)
その分他のキャラが面白くないともいえるのだが、暗がりでクモを出されても判別しにくいなど、クモ自身のヴィジュアル的要素が少ないのは勿体無い。