私の中では、究極の愛の到達点かなとさえ思えます。
もうね、そこかしこのシーンが美しいんです。ハーヴェイ・カイテルがまたいいんだ。うん。
派手さやきらびやかさはなくても、溜め息の出るような愛…
このレビューはネタバレを含みます
初視聴年:2022
耽美な雰囲気を放つ良傑作なのは間違いないけど、根本が時代背景的な女性の描き方の不倫話なので、見ていて気分がいい作風なのかと言われると、正直困る作品。
子どもが終始不憫な描写もあっ…
生きる意志をもつこと、愛が介在して
こういう愛の形があるのか、ひとつの形をみれた
心のつながりと性欲?が混ざり合った形
白黒でどっちかしかない、というわけではない
最後の、スカーフで視界を閉ざし…
記録用
・登場人物が全員自己中
・最初はエイダの性格が苦手で全く共感できなかったが、気づいたらエイダに共感しながら見ていた。
・娘ちゃんがあまりにも不憫すぎる。最初は犬を棒で突っついたりするので嫌だ…
ジェーン・カンピオンの代表作。最近4K修復版が公開されているようだ。
サム・ニールは、『ジュラシック・パーク』と同じ年に、ハーヴェイ・カイテルは『パルプ・フィクション』や『バッドルーテナント』の翌年…
19世紀の開拓中のニュージーランドにピアノと美しい親子2人。違和感が面白い。誰にも共感できるわけじゃないし、大人に振り回される子供が可哀想ではあるけど、自分の足りなさや感情を外に向けすぎる人間模様が…
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エロティシズム
映画を現実のもののように観て欲しいという監督
エイダがピアノを海に捨てる→海は羊水、紐は臍の緒、1人の安寧な世界(胎児の状態)から抜け出す
ピアノはエイダの自己愛の鏡
声の代わり…