このレビューはネタバレを含みます
いくら父親が決めた縁談とは言えど、顔も見たことのない相手との結婚で、それも見知らぬ最果ての孤島への移住は不安だと思うし、到着の日に迎えに来ないまま、母と幼い娘に野宿で一夜を過ごさせる夫スチュアートに…
>>続きを読むこれ以上無いほどに耽美な不倫劇
ギリシャ神話の絵画に出てきそうなベインズの肉体と、細く美しい主人公のうなじ。今まで一番美しい恋愛映画だった。
ニュージーランドの荒涼とした海とピアノという、何ともミ…
ピアノ・レッスンから始まる不倫と再生のストーリー。
性的強要のようでエクスキューズを与えるようでもある、ベインズの強引さと優しさ、共感性のバランスが絶妙。求め過ぎても待つだけでも、心の扉は開かない…
シーンひとつひとつが物凄く印象的であり、官能的でかつ本能的。
色んなものがあらゆる象徴に感じる。
ピアノが声であり、声は謂わば自身そのもの。
その自身を捧げる。
性的に限らず生への本能が、聴こえ…
娘かわいそすぎぃ
彼女は支配されることを拒否してきたが、娘のことを支配できなくなったことで諦めたのかなと思った。夫は何の疑いもなく支配してきたが支配の感触が違ったから最後諦めたのか?最後になって急に…
「一回来るごとに鍵盤が一つずつ君のものになる」
名作って、やっぱ名作なんだな。
絵画みたいな陰影の映像にピアノ音楽が合わさって、圧倒的アート体験。
物語も、現実的に考えると絶妙にキモくて共感不可能…
このレビューはネタバレを含みます
ポスターのイメージと裏腹に、ピアノとは対極の存在とも言える民族やロケーションが出てきて面食らったが、分かり合える(愛し合える)相手とそうでないものの差は生まれや育ちに関係しないということを理解するに…
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