モーガン・フリーマン出演のサイコスリラーと言えば「セブン」を思い浮かべるが、脚本・演出・映像表現・キャスト・怖さ・イカれ具合など全て7掛け程度の出来栄えだった😅
捕らえた女性をすぐには殺さず、監禁して愉しむ正体不明の殺人鬼に、犯罪心理学のプロが挑む、今となってはありふれた設定だが、原作小説はやたらと人気でシリーズ化されている。
ちなみに同じ邦題の名匠ウィリアム・ワイラーのサイコ・サスペンス「THE COLLECTOR」とは全く別の映画である。
アメリカ南部で、女子大生ばかり狙う連続誘拐殺人事件が発生する。犯罪心理学にも通じている警官クロス（モーガン・フリーマン）は、犯人の目的が女性を収集することだと見抜いて独自に調査を開始する。ある日、ケイト（アシュレイ・ジャッド）という女性が犯人のもとからの逃亡に成功、クロスは彼女の力を借りて見えない猟奇犯に迫ってゆく…。
「羊たちの沈黙」の大ヒットを皮切りにサイコホラー・ブームで盛り上がった1990年代に生まれた作品だが、犯人の正体は〝ハンニバル・レクター〟には、遠く及ばず。
〝もう1人のレクター博士〟ことブライアン・コックスが警察署長役で出ているのは偶然か😅
