上映当時から、監督やポスターを見て、狙いすぎててうんざりしたら嫌だと思いながらも気になっていた映画。
結果、うんざりしなかった。語りでストーリーが進んでいき、登場人物たちがちょくちょくカメラ目線になり、色づかいや構図がきれい。でも、やり過ぎではなく適度な演出に感じた。
小さい頃から親に家に閉じ込められ友達もおらず、自分の空想の世界にいたアメリ。その割には人との交流は上手だし、親を恨んでもおらず、幸せそうなのは羨ましい。他人の運命をコントロールできるという新たな妄想に目覚め、隠れて他人を幸せにしているつもりだが、結果的にどうなのか。ちょっとブラックな所もあるが、ハッピーエンド。
