理由は定かではないんですけど、いきなり巨大昆虫の大群に襲われて人類SOS!な、モンスターパニック映画であります。
主人公はボンクラ会社員。
これがまた色々な映画(「ファンボーイズ」とか)でお見掛けしたことのあるお顔なのですが、本作では主役!
失礼ながら、どうにもしもぶくれのルックスばかりが気になってしまって、最終的にはボンクラからヒーローになる役なのに、ちっとも感情移入ができませんでした。
テイストは、「ショーン・オブ・ザ・デッド」とか「エボリューション」とか、つまりはそういったノリなんですけど、コメディ色強そうなのに思いのほか全然笑えなかったという・・・。
唯一、ワンちゃんが虫と合体していたのには、クスっとできましたけど、それだけでした。
とにかくフツーの出来映え。
際立って悪いところも見当たりませんが、特筆すべき良い点も無いなあ・・・といった感じです。
虫人間は気持ち悪かったけれど、それだけって気もしますし。
キャラクターは総じて弱くて魅力的なのがいないのが致命的。唯一、主人公の父親が面白オヤジとして気を張って頑張っておりましたな。
武装したオヤジは強い!
・・・まあ、予定調和の域を出ていないですね。
巨大昆虫たちのCGは、ギリギリ及第点といったところでしょうか?
傑作「スターシップトゥルーパーズ」のスタッフが結集しているとはいっても、あれとは予算規模も違うので比べるのはナンセンスでしょうけれどね、きっと・・・。
huluにて