ストーリーは少年漫画なのに、内容は大人向け。演出も攻めている。
伊丹十三は小学生くらいの時に金曜ロードショーかなんかで『スーパーの女』を見て、今でも記憶に残る程度には何かを感じたことを覚えている。…
「みんなそれぞれにハシゴがある
それを登るか登らないかなの」
〝本物〟を求めることの大切さが
近年薄れてきていると思う
大量生産・大量消費の温床か
伊丹十三らしい西洋の風が吹いていた
嗚呼、…
誰しも生きていく上で避けては通れない「食欲」、そこから繋がる生きるための欲、性欲を描いた作品。伊丹監督の映画は登場人物に無駄な会話がないのが(アドリブを一切許さない演出方針からか)凄い見やすいし、邦…
>>続きを読むトラック運転手ゴロー(山崎努)は、偶然立ち寄ったラーメン屋で亡き夫の代わりに営業を続けるタンポポ(宮本信子)と出会う。ゴローはさまざまな人の力を借りて、タンポポのラーメン屋を繁盛させようとするのだっ…
>>続きを読むああ、なんだこの映画は。
ストーリーは単純で面白いのだが、所々にショートストーリーを挟んでくる。くすくすと笑えるものもあれば、理解不能なものもある。ただ全てが食べ物に関係するもので、深い意味がありそ…