私の大好きな田中絹代を、私の大好きな吉永小百合が演じ、そして私の大好きな市川崑が撮っているなんて期待せずにはいられなかった。
しかし、結果はあまりの出来の悪さに拍子抜け。
終始、説名台詞の多いこ…
日本映画史を代表する大女優である田中絹代の半生を描いた、市川崑監督のドラマ映画。本映画の原作は『小説 田中絹代』であり、その著者である新藤兼人監督が脚本にも参加している。「吉永小百合99本記念映画」…
>>続きを読む田中絹代という女優のキャリアを通して日本映画の歴史を辿る。無声映画からトーキー、そして総天然色へ。その変遷は興味深いです。そして草創期の映画製作現場の活気と熱気が眩しい。
吉永小百合はとにかく美し…
田中絹代の半生を描きつつ日本映画の歴史も振り返るので、大学で映画の歴史を学んだ身からしたらとても面白く見れた。同時期に山田洋次監督が「キネマの天地」で似た題材を作ってるのは偶然なのか。自伝的内容にし…
>>続きを読む映画ではきれいに飛ばしてしまった戦争と戦後がわざとらしくて気になる。ところが映画自体が溝口監督、'52年4月公開の「西鶴一代女」撮影半ば、みぎゃアと田中絹代が化けてぱったり終わってしまうから驚く。…
>>続きを読む日本映画史に多大な足跡を残した女優『田中絹代』の半生を描くと共に大正から昭和そして戦後へと続く・・日本映画史を描いた作品です。
大正14年・・田中絹代は16歳で蒲田撮影所の大部屋女優となる。
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日本映画史にその名を残す大スター田中絹代の映画デビューの頃から41歳までの半生を描く伝記ドラマ。女優の魂を見た気がします。昔はメディアがそれしかないから、それこそ鬼気迫る感じがありますね。監督もこだ…
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