日本映画史を代表する大女優である田中絹代の半生を描いた、市川崑監督のドラマ映画。本映画の原作は『小説 田中絹代』であり、その著者である新藤兼人監督が脚本にも参加している。「吉永小百合99本記念映画」…
>>続きを読む田中絹代の半生を日本映画史を絡めながら描く。
少し教材ぽい。BGMが??合わないと思う。
田中絹代は清純派ということだが、同じ清純派でも吉永小百合の方が顔立ちは美人だから、田中絹代が成り上がっていく…
田中絹代という女優のキャリアを通して日本映画の歴史を辿る。無声映画からトーキー、そして総天然色へ。その変遷は興味深いです。そして草創期の映画製作現場の活気と熱気が眩しい。
吉永小百合はとにかく美し…
女性の強さを汚れ役を演じる事で表現した田中絹代を、現在まで汚れ役を一切やらない吉永小百合が田中役というのは無理があり過ぎる配役。
前半は大部屋女優の成り上がりものだが、後半は溝口健二監督の物語なので…
田中絹代の半生を描きつつ日本映画の歴史も振り返るので、大学で映画の歴史を学んだ身からしたらとても面白く見れた。同時期に山田洋次監督が「キネマの天地」で似た題材を作ってるのは偶然なのか。自伝的内容にし…
>>続きを読む映画ではきれいに飛ばしてしまった戦争と戦後がわざとらしくて気になる。ところが映画自体が溝口監督、'52年4月公開の「西鶴一代女」撮影半ば、みぎゃアと田中絹代が化けてぱったり終わってしまうから驚く。…
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