昨今の凄い映像美に溢れた映画ばかり見てる人は、つまらない映像だと思うかもしれない。
最初から半分ぐらいまでは主人公が出来すぎる英雄譚かと思ってたけど、
ちゃんとそれを冷ややかに見てる息子がいて、同じようにいつ現実に着地するのかと思ってた。
後半の死期が近づくにつれて
少しずつ現実味が帯びてくると同時に、ガッカリしたような気持ちになる。
ただ最後に病室で自分が死ぬと思って息子に話をさせるシーンは良かった。
色んな人間と空想の中で信じるべき部分を描こうとしてるところはティムバートンらしいかも
良いシーン
・水仙の花畑にスーツで立ってるとこ
・ボロボロの廃墟から聴こえるピアノ
・いくらなんでもデカすぎる大男
・みんなを元気つけるために作り話をしてたことに気づかせる病室のシーン。